ネクセンタイヤ 日本市場へ本格参入

2017年01月18日

ゴムタイムス社

 韓国ネクセンタイヤは16日、トヨタグループの総合商社である豊田通商と合弁会社ネクセンタイヤジャパンを設立し、日本市場へ本格参入すると発表した。

 同日、都内で記者会見したネクセンタイヤジャパンの西村竜社長は、「OE市場では日本メーカーへの供給拡大、交換用タイヤ市場では現状33万本の販売を、2017年には50万本、2020年には100万本にし、最終的には輸入タイヤで市場シェア1位を目指す」と意気込みを語った。

 ネクセンタイヤは、75年の歴史を誇るグローバルタイヤメーカーとして、世界130ヶ国以上に製品を供給しており、売上規模は2千億円になる。最先端の自動工場を含む3つの生産拠点、中央研究所、アメリカ、ドイツ、中国などにグローバルR&Dセンターを運営している。

 ネクセンタイヤジャパンの資本金は2億8000万円で、ネクセンが51%、豊田通商が49%出資した。

 販売戦略には、「スマートチョイス」(賢明な選択)をキーワードに採用し、低価格で高品質な製品で市場開拓を狙う。ネクセンタイヤジャパンの西村竜社長は「ポルシェのSUV「カイエン」に採用されるなど、信頼に値する一流の製品をリーズナブルに提供できているのが最大の強み」と説明した。

 日本で販売するブランドは、「ネクセン」と「ロードストン」を予定しており、ネクセンのフラッグシップタイヤ「NFERA」を日本本格参入の主力商品として位置づける。

 日本市場についてネクセンのカン・ホチャン社長は「日本のマーケットに合わせた新商品をR&Dセンターで開発し、供給を強化したい」とし、韓国でタイヤレンタル事業でシェアを伸ばしたことを例に上げ、「日本市場の競争は厳しいが、ソフトウエアの部分で新しい提案をしていきたい」と販売拡大に意欲を見せた。

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