マンスリーOEダイジェスト(2017年11月)

2017年12月05日

ゴムタイムス社

タイヤメーカー各社が11月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。

 ◆住友ゴム

 住友ゴム工業は11月9日、10月に発売されたフォルクスワーゲンの6代目「ポロ」にファルケンの高性能タイヤ4種の納入を開始したと発表した。

 装着タイヤは「アゼニスFK453」「シンセラSN832Aエコラン」「ジークスZE914Aエコラン」「ユーロウィンターHS449」。

 ◆ブリヂストン

 ブリヂストンは11月13日、ダイハツ工業がマイナーチェンジして同日発売した軽商用車「ハイゼットカーゴ」の新車装着タイヤとして、「エコピア」の納入を開始したと発表した。

 今回装着される「エコピアR710A」は、同車両の特長である高い燃費性能と乗り心地の実現にあたり、重要な役割を果たしている。

 エコピアは安全性や操縦性、乗り心地などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗の低減を追求したタイヤブランド。現在では様々な車種に向けた製品ラインアップを取り揃え、高い評価を得ている。

 同社は今後もエコピアの展開と新車装着の拡大を積極的に進めていく。

 ◆横浜ゴム

 横浜ゴムは11月17日、トヨタ自動車が9月12日から13年ぶりに国内販売を再開したピックアップトラック新型「ハイラックス」の新車装着(OE)用タイヤとして「ジオランダーA/T・G94」の納入を開始したと発表した。

 装着サイズは265/65R17・112S。

 新型ハイラックスに装着されたジオランダーA/T・G94はSUV用オールテレーンタイヤ。様々な路面を走破するユーティリティ性能に加え、優れた低燃費性能や快適性能、安全性能を発揮する。同社の先進タイヤ技術「ブルーアース」テクノロジーを採用し、タイヤサイドには「ブルーアース」テクノロジーマークが刻印されている。

 また同社は11月17日、トヨタ自動車が10月23日から国内で発売した次世代タクシー「JPN TAXI」の新車装着(OE)用タイヤとして「タクシー・ツーリング898」の納入を開始したと発表した。

 装着サイズは185/65R15・88S。

 タクシー・ツーリング898は4月から国内市販市場向けに発売したタクシー用タイヤ。タクシー用タイヤに求められる基本性能を高めるため、新しいトレッドパターンとアーチ型の断面形状を持つ「マウンド・プロファイル」を採用。偏摩耗を抑制するとともに低燃費性能の向上にも貢献している。

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