横浜ゴム JMSアワード特別賞を受賞

2018年01月12日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは1月11日、日本モータースポーツ記者会(JMS)から1月10日に「2017年度JMSアワード特別賞」を受賞したと発表した。

 タイヤメーカーとして100周年を迎えたことに加え、長年に渡ってモータースポーツ振興に貢献してきたことが高く評価された。表彰式は国際文化会館(東京都港区)で開催され、同社の山本忠治執行役員タイヤ企画本部長が出席した。

 横浜ゴムは1957年、二輪レースである浅間火山レースにタイヤを提供して以来、日本のモータースポーツ黎明期から現在まで60年以上に渡って国内モータースポーツの発展を支えてきた。1980年代以降は海外にも活動の場を広げ、現在では世界各地のレースに競技用タイヤを供給している。また、供給カテゴリーもフォーミュラ、GT、ツーリングカー、ラリー、ダートトライアル、オフロード、ジムカーナ、カートまで多岐にわたり、トップレースから入門カテゴリーまでサポートできる、世界有数のタイヤメーカーの1社となっている。なお、同社のレース用タイヤの代名詞となっている「アドバン」は、1978年に第1弾製品「アドバンHF」を発売してから今年誕生40周年を迎えた。

 JMSは1965年に発足し、レースイベントにおける記者会見への協力やJMSアワードの選定、取材環境の向上とモータースポーツの普及・啓蒙に努めている。JMSアワードは1966年から始まった歴史ある賞で、特別賞はモータースポーツ分野において特別に貢献してきた個人や企業・団体に贈られる。

 

表彰盾を手にする山本忠治執行役員タイヤ企画本部長(右)とJMSの高橋二朗会長 オフィシャルタイヤサプライヤーを務める全日本スーパーフォーミュラ選手権のタイヤサービスブース

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