独ランクセス 「タイヤ・テクノロジー・エキスポ」に出展

2018年02月20日

ゴムタイムス社

 独ランクセスは2月20日、ラインケミー(RCH)ビジネスユニットが、ドイツ・ハノーバーで同日から22日まで開催される「タイヤ・テクノロジー・エキスポ 2018」に出展すると発表した。

 環境に優しい離型剤「レノディブ」、タイヤマーキング用インク「レノマーク」、タイヤ加硫用ブラダー「レノシェイプ」、アラミド繊維用マスターバッチ「レノグラン」および添加剤など、タイヤメーカー向けの多様なソリューションを紹介する。

 また、タイヤのウェットグリップ性能は、転がり抵抗・耐摩耗性・騒音低減などの性能に加え、重要な安全要素となる。エコ技術またはグリーンタイヤ技術に併せて、タイヤトレッド向けのシリカ配合ゴムに「ブルカノールTOF」を添加することで、ウェットグリップ性能が大幅に向上する。実験段階では転がり抵抗の向上も観察された。

 展示会ではこの研究結果を、ラインケミーのゴム添加剤の専門家であるハーマンヨセフ・ワイデンハフトが「湿潤および凍結路面においてタイヤのグリップ力の向上を図る方法」のテーマで発表する。

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