グッドイヤー 大豆油のタイヤ原料化技術で「年間環境功労賞」を受賞

2018年03月01日

ゴムタイムス社

 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(グッドイヤー)は2月28日、ドイツのハノーバーで開催された「タイヤ・テクノロジー・エキスポ2018」で、タイヤ・テクノロジー・インターナショナル・アワーズ・フォー・イノベーション・アンド・エクセレンス(国際タイヤ技術大賞)の「年間環境功労賞」部門で表彰されたと発表した。

 従来の石油を原料としたオイルに代わって、大豆を原料としたオイルをタイヤのトレッドゴムに適用する技術の革新性が認められての受賞。

 この数年間、同社は米国の大豆振興団体(USB)の協力を得ながら、タイヤの性能を向上させる大豆ベースの技術を開発してきた。広範囲に及ぶロードテストと分析を経て、現在米国で販売の2つの新製品、アシュランス・ウェザーレディとイーグル・エンフォーサー・オール・ウェザーに採用されている。

 同社は、大豆油が低温状態でのタイヤの柔軟性を向上させ、寒い気候でもしなやかさを維持し、雪面と濡れた路面でのグリップ力を同時に高めることを発見した。さらに、大豆油はゴム・コンパウンドとより容易に混合させることができるため、タイヤ生産に要するエネルギー消費を低減できることがわかった。これよりタイヤの生産効率を改善することができる。

授賞式に出席したマイク・ケーンズ氏