JATMA 「タイヤの日」で安全啓発活動実施

2018年04月12日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA、池田育嗣会長)は4月11日、東北自動車道・羽生パーキングエリア(下り線)で「4月8日タイヤの日」イベントを開催した。

 「4月8日タイヤの日」は、JATMAや全国タイヤ商工協同組合連合会などの3団体が2000年に創設した。

 19回目を迎えた今年の活動では、無料のタイヤ点検の実施を通じて一般ドライバーにタイヤの適正使用、特にタイヤの空気圧管理の重要性を呼び掛け、交通安全に寄与するとともに、その結果をドライバーに知らせることで、タイヤの空気圧不足がクルマの安全性低下だけでなく、燃費悪化にもつながり環境に影響することを訴求している。

 開会式で池田会長は、JATMAでは「タイヤの日」のイベントとして、春の交通安全運動の初日である4月6日から各地の高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)9ヵ所でタイヤ点検を実施していることを説明した。

 また、池田会長は日本自動車連盟(JAF)の統計やJATMAの調査について触れ、「16年度の高速道路での救援出動件数のうち、タイヤのパンク・バースト、エアー不足が2万7000件と最も多く、全体の34%を占める」と紹介した上で、「JATMAの調査でも乗用車の3台に1台が空気圧不足のまま走行している」と述べ、空気圧管理の重要性を強調した。

池田会長のあいさつ

 このような状況の中で、池田会長は「タイヤ点検は直接ドライバーと触れ合う大切な機会であるとともに、タイヤのメンテナンスの面からも重要だ。タイヤ点検をきっかけに、各ドライバーが自分で点検したり、タイヤ販売店やガソリンスタンドなどで点検を行ったりすることで、適正な頻度で確実にタイヤ点検していただきたい」と話し、あいさつを終えた。

 続いて、イベントに協力した埼玉県タイヤ商工協同組合の相原一広理事長、東日本高速道路㈱加須管理事務所の稲葉昌紀所長らがあいさつを述べた後、タイヤ点検がスタート。5人構成による2班に分かれたチームが、午後1時から4時まで精力的に点検とアンケートを行った。

タイヤの溝を測定する池田会長

 点検を受けたドライバーなどは、タイヤ使用管理リーフレット「タイヤを上手にご使用いただくために」をはじめ、啓発チラシ「タイヤの知って得する数字クイズ」、「乗用車の3台に1台が空気圧不足のまま走行しています」とプリントしたポケットティッシュなどを同封したバッグを粗品として配布した。

 JATMAが12日に発表した今回のタイヤ点検結果によると、点検台数は合計45台で乗用車39台、貨物6台。うちタイヤ整備不良車両は乗用車が6台、貨物は1台で整備不良率は15・6%だった。タイヤ整備不良の内訳は空気圧不足が6台、その他が1台となっている。

点検活動の様子

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