タイヤの日 タイヤ各社も点検活動

2018年04月16日

ゴムタイムス社


ブリヂストン

 ブリヂストンは4月6日、東日本宇佐美株式会社・野田中央店で、「タイヤの日」安全啓発活動を一般ドライバー向けに実施した。

 全国一斉の安全啓発活動は、顧客並びにタイヤ販売店にタイヤの日常点検の重要性を再認識してもらうことを目的に行っている。啓発活動には、ブリヂストンタイヤジャパンの従業員だけでなく、研究施設、工場の従業員なども含め、多くの従業員、幹部が参加した。

 同日、ブリヂストンの清水実専務執行役が野田中央店を訪問し、給油に訪れた一般ドライバーにタイヤ空気圧などの日常点検の重要性を説明し、タイヤメンテナンス方法などが記載されたリーフレットなどを配布した。

 清水氏はJATMAのタイヤ点検結果で、19%の車に整備不良が出ており、その内、16%が空気圧不足によるものだと説明し「安全に走るためには点検を欠かせてはいけない。空気圧不足だと、エコピア、レグノなどのタイヤを装着していても、そのタイヤ性能がしっかりと出ない。年に1回のタイヤの日だけでなく、皆で顧客に訴求し、日々に定着させていかないといけない」とタイヤ点検の重要性を強調した。

 「ちゃんと買い」の浸透度については「お客様相談室にも、良いタイヤを選んでよかったとお褒めの言葉を随分もらっている。軽自動車の販売比率が益々増えてくると、タイヤの販売単価は減る傾向にあるが、ちゃんと買いを推進することにより、ブリヂストンではタイヤ単価は上がっている。お客様も満足し、販売店にとっても単価が上がり、売上が向上するので、WIN・WINの関係を築けている。ただ、まだ全部に浸透しているわけではないので、今後もこの活動を続けていく」と話した。

 清水氏は、この後もタイヤショップやカーディーラーを訪問し、タイヤ点検の重要性を啓発した。

住友ゴム

 住友ゴム工業は4月7日に、今年で11年目を迎える「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を全国47会場で実施した。
 埼玉県北葛飾郡杉戸町の「道の駅アグリパークゆめすぎと」で行われたタイヤ点検では、増田栄一執行役員・タイヤ国内リプレイス営業本部長はじめ、同社従業員と販売会社従業員23人が参加。

 6チームに分かれた点検メンバーが積極的に点検を呼びかけ、空気圧管理の重要性を訴求した。

 開会のあいさつで増田本部長は、同点検について2008年から全国の道の駅やショッピングセンターなどで年2回春・秋に実施しており、これまでに延べ8万8000台を超える車両のタイヤ点検を行っていると説明。
 また、今年はDUNLOPの創業者であるジョン・ボイド・ダンロップが空気入りタイヤを実用化してから130周年を迎える節目の年とし、「今回のタイヤ点検で点検台数が9万台を突破し、秋には10万台を超える計画だ。今年は節目の年として、しっかりとタイヤの空気圧の大切を伝えていきたい」と期待を込めた。

 そのほか、JAFのロードサービスの救援件数の増加について触れ、「JAFの出動回数は年々減少傾向になっているにも関わらず、タイヤに起因するJAFの出動件数は増加している。その原因はガソリンスタンドの減少セルフ化などによるところが多い。今後ますますタイヤ点検の活動は重要になってくる」とタイヤ点検の必要性を訴えた。

 点検では、エアが不足している車にはドライバーの了承を得て空気を充填したほか、残溝不足や損傷などをチェックしたシートをドライバーに手渡していた。そのほか、夜間でもライト等に反射して光り、交通事故防止につながるオリジナルリフレクターと定期的なタイヤ点検の重要性を啓発するメッセージを同封したマスクも配布した。

 同会場の点検台数は101台。全国で合計2831台のタイヤ点検が行われ、累計で9万1602台となった。

東洋ゴム

 東洋ゴム工業は「タイヤの日」に合わせた活動として、4月8日と15日の2日間、全国6ヵ所でタイヤ点検活動を実施すると発表した。

 東名高速道路の海老名サービスエリア(下り)で4月8日に行われたタイヤ点検活動には、清水隆史社長を始め、同社幹部や従業員が参加し、サービスエリアを訪れた車に無料のタイヤ点検などを実施した。

 駐車スペースの一角に設けられた同社のタイヤ点検エリアでは、スタッフがタイヤの外観にキズやヒビがないかどうか、タイヤの溝が少なくなっていないか(残溝の確認)、偏摩耗していないかどうかを確認した上で、最後は空気圧が適正に保たれているかどうかを機器を使って測定した。

 また、タイヤ点検を実施したドライバーにはチェックシートを配布し、空気圧管理の重要性の周知徹底に努めた。

 従業員を前にあいさつした清水社長は、昨年JATMAが実施した調査では全体の3割近くの車でタイヤの空気圧不足が発生していると紹介し、「空気圧不足のタイヤは燃費悪化だけでなく、タイヤ損傷の原因につながる。当社はタイヤメーカーの重要な責務としてタイヤを安全に使用していただけるよう、安全管理の重要性を訴求することが大切だ」と強調した。

 そのためには、一人でも多くの人にタイヤ点検に関心を持ってもらえるよう「今後もこうしたタイヤ点検はもちろん、ショッピングモールなど様々な場所に出かけ、タイヤの安全啓発活動を行っていきたい」と抱負を述べた。

 最後に清水社長は「はつらつとした笑顔で点検の重要性を働きかけてほしい」と社員に呼び掛け、タイヤ点検がスタートした。

 また、同社ブースでは、キズ・ヒビや偏摩耗のあるタイヤのサンプルを置くとともに、従業員らは日本自動車タイヤ協会(JATMA)作成のリーフレットが同封された安全啓発アイテムを配布。さらに、タイヤに関する相談も受け付けるなど安全点検の重要性をドライバーにアピールしていた。

 

 

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