ブリヂストン 低燃費タイヤ技術「オロジック」が「BMWi3s」に採用

2018年06月13日

ゴムタイムス社


 ブリヂストンは6月13日、BMWグループの電気自動車「BMW i3」のスポーティーモデル「BMW i3s」に、同社独自の低燃費タイヤ技術「オロジック」を適用した新車装着タイヤ「エコピアEP500オロジック」を納入すると発表した。

 低燃費タイヤ技術「オロジック」の最大の特徴は、タイヤを幅狭化・大径化することで転がり抵抗と空気抵抗を低減し、車両の燃費を向上させること。さらに専用パタンとコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路面での優れたグリップ性能も確保している。

 「エコピアEP500オロジック」は、「BMWi3」に装着されているタイヤよりも20mm幅を広くすることで、増加した出力とトルクを最大限に引き出すための十分なトラクションを確保するとともに、「BMW i3s」のスポーティーな外観の実現に貢献している。
 
 タイヤサイズは、前輪175/55R20・89Tおよび後輪195/50R20・93Tの2サイズ。同社グループは、BMWグループの新型電気自動車「BMW i3s」向けの唯一のタイヤサプライヤーとなっている。

 同社グループとBMWグループは、持続可能な未来に貢献する製品を開発するというコミットメントを共有しており、「オロジック」は2050年までに二酸化炭素の排出量を50%削減するという同社グループの環境長期目標の実現に向けた取り組みの一つだ。「BMW i3s」に装着される新型タイヤは、多くの新車装着タイヤやランフラットテクノロジー採用タイヤと同様に、BMWグループと同社グループの長きにわたるパートナーシップから生まれた最新の製品。同社グループは今後も「エコピア」ブランドの更なるラインアップの充実やグローバル展開、新車装着の拡大を積極的に進めていくとしている。 

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