横浜ゴム 東京モーターショーに出展 環境タイヤをアピール

2011年11月30日

ゴムタイムス社

ヨコハマブースのイメージ

横浜ゴムは17日、11月30日~12月11日(一般公開は12月3日〜)まで東京ビッグサイトで開催する「第42回東京モーターショー2011」に出展すると発表した。

 同社のブースは「環境、そして人や社会にやさしい」をテーマとした新しい環境タイヤコンセプト「BluEarth」の認知度向上を目指し、その考え方や技術、同コンセプトの名の下に展開している様々な活動を紹介する。
 商品開発では、環境タイヤブランド「BluEarth」シリーズをはじめ、「BluEarth」コンセプトに基づいて開発したタイヤを展示するととみに、オレンジオイル配合コンパウンド「ナノブレンドゴム」や自然と起こるタイヤからの空気漏れを大幅に抑制する「AIRTEX Advanced liner」など最新の環境テクノロジーも解説する。
 また次世代を見据えた活動として「走る喜びと環境との調和」「EV(電気自動車)タイヤの研究開発」を追及した取り組みを紹介する。その一例として「チーム・ヨコハマ・EVチャレンジ」と称してEVレーシングカーで参戦している「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」を紹介。同レースへの参戦は3年連続で、今年は「BluEarth」のプロトタイプを装着して2年連続で電気自動車の最速記録更新を成し遂げた。ブースには参戦車両も展示する。
 さらに未来のタイヤデザインとして開発したコンセプトタイヤを展示。自然界に存在する形状や現象をヒントとする「Nature Design」を採用したもので、今年8月開催の「グッドデザインエキスポ2011」で初披露し、会場で高い反響をよんだという。