東洋ゴム仙台工場 5月にフル操業目指す 稼動7割まで復旧

2011年04月18日

ゴムタイムス社

東洋ゴム工業は4月7日、東北地方で発生した東日本大地震の大規模な余震の影響で自動車タイヤの生産工場である仙台工場(宮城県岩沼市)が一時停電し生産を停止したが、翌日の電力復旧に伴い、同日中に生産活動を開始した。
仙台工場についての被害状況は、勤務していた従業員および建屋、生産設備に被害はなかった。地震発生により生産設備が自動停止し、直後の停電に伴い、生 産は一時停止した。その後、電源が全面復旧し、安全点検のうえ生産活動を再開した。
東洋ゴムによると、同社仙台工場の生産はほぼ順調に回復。4月10日時点で震災前の4割に到達。7日からはさらに稼動能力を上げて、震災前に比べて7割近くまで能力を回復した。
今後は調達、物流面での課題に迅速に対処し、段階的に操業度を引き上げ、5月中にフル操業を目指す計画という。

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