東京オートサロン2012㊦ 過去最高の25万5千人が来場

2012年01月24日

ゴムタイムス社

  エアロパーツを装着してチューンアップを施したカスタマイズカーや、関連製品を展示するイベント「TOKYO AUTO SALON 2012 with NAPAC」が1月13日~15日の3日間、千葉・幕張メッセで開催された。3日間の会期中来場者が過去最高の25万5千人となるなど、大きな注目を集めた。

.住友ゴム

 サーキットに見立てた同ブース内を歩くことで、ダンロップの先進テクノロジーを体感できるブース設計となっており、120年以上に亘り培ってきたダンロップのタイヤ技術の歴史と進化をアピールした。

 ブース内は、ダンロップの起源である空気入りタイヤの誕生とハイドロプレーニング現象の発見について紹介する誕生・発見ゾーンと現在のタイヤに搭載している最新テクノロジーについて体感什器を用いて紹介する最新テクノロジーゾーンの2ゾーンで構成。

 テクノロジーゾーンでは、ダンロップ独自の特殊吸音スポンジ搭載タイヤの内部を再現し、スポンジがもたらす「静粛性」を実際に体感できるゾーンや低燃費タイヤ「エナセーブ」の低燃費性能を体感できる「転がり抵抗実験装置」を設置し、来場者に最新技術を訴求した。

.NITTO

 ブースでは、Porsche PANAMERA(ポルシェ パナメーラ)と「ストリートスタイル」を基本コンセプトとしつつ、スタイリッシュかつユーロテイスト溢れるカスタマイズを施した Audi A5にNITTOのフラッグシップタイヤ「INVO」(インヴォ)を装着・展示し、NITTOの世界観を訴求した。

 今回のブースでは電力環境の厳しい現状を認識し、同ブースでは従来使用量比で最大約60%電力使用量を節減した。

 

.日本グッドイヤー

 今回のブースでは、クルマへの憧れやドライブの楽しみを誰もが追求していた1980年代の象徴的な存在である伝説のディスコ『マハラジャ』とタイアップし、華やかな夢のある空間をグッドイヤーブースで完全再現した。新製品「EAGLE LS EXE」のアダルトオリエンテッドな世界観をブースで表現。さらにゴージャスな走りを体現するフェラーリテスタロッサや当時の小物を多数設置し、バブルの華やかさを再現していた。13日には、タレントの岡本夏生さんがゲストとして登場し、当時の楽しさや夢のある日々について語った。

.ピレリ

ウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤの「P ZERO シリーズ」、グリーンパフォーマンスタイヤの「Cinturato シリーズ」、SUV タイヤの「スコーピオンシリーズ」を中心に展示した。また今回はP ZEROシリーズの最新プロダクトとして、究極のパフォーマンスを持ちながら、環境性能や安全性、ドライビングプレジャーが加味されたF1タイヤから直接生まれた初の乗用車用タイヤ「P ZERO SILVER」を参考出品した。同タイヤは2012年導入予定。また、チントゥラートシリーズの新製品としては「Cinturato P1」を展示した。

 

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