日本ミシュランタイヤ 二輪車用クルーザータイヤ コマンダーツー発売

2012年01月24日

ゴムタイムス社

 日本ミシュランタイヤ(株)(本社東京都千代田区、ベルナール・デルマス代表取締役社長)は、ハンドリングやスタビリティーを妥協することなく今までの概念を覆す優れた耐摩耗性能を発揮することを目標に開発されたクルーザー用タイヤ「MICHELIN Commande」」(以下「Commander II」)計15サイズを1月23日より全国で順次発売します。なお、価格はオープン。
 新製品「Commander II」の発売により、クルーザータイプを所有するバイクユーザーのニーズであるツーリングを安全に楽しむ事に、対応することが可能になります。 
 「Commander II」は、ミシュランがクルーザー用タイヤに求められる性能要件を徹底的に研究し開発した新製品であり、世界的に好評を博した「MICHELIN Commander(ミシュランコマンダー)」(以下「Commander」)の後継製品。フランスのクレルモン=フェラン市近郊ラドゥーにあるミシュラン・テクノロジー・センターの技術者は、クルーザー用タイヤを開発する際に特に注目すべき性能要件であるタイヤの耐摩耗性能、特にリアタイヤの寿命を高い次元で達成することを目標に、ミシュランが持つ複数の独自技術とノウハウを「Commander II」に投入した。その結果、ハンドリングやスタビリティーを妥協することなく今までの概念を覆す優れた耐摩耗性能を発揮する「Commander II」が完成したという。 
 本製品は走行距離が伸びるに従って発生する傾向にある偏摩耗も抑制するようデザインされている。更に「Commander II」専用に開発されたトレッドコンパウンドを採用することで、耐摩耗性能を犠牲にすることなく高いウェットグリップ性能を達成し、高い安全性も追求されている。

 製品の特徴としては、米国で実施されたハーレーダビッドソン・エレクトラグライド・クラシック(Harley-Davidson® Electra Glide® Classic)を使用した独自テストによって確認された、大変優れた走行可能距離、および耐摩耗性能の向上、雨天時の安全性、またハンドリングやスタビリティーなど求められる性能要件のどれも損なうことなく、耐久性の新標準を確立している点が挙げられる。同社が掲げる研究開発理念は「一つの突出した性能向上のために他の性能を犠牲にしない」こと。本製品の性能バランスにもこの理念が忠実に反映されており、今までの概念を覆す優れた耐久性能、走行距離が伸びるに従って発生する傾向にある偏摩耗の抑制、「Commander II」専用に開発されたトレッドコンパウンドを採用することによる耐摩耗性能を犠牲にすることのない高いウェットグリップ性能と安全性、また装着車両を魅力的に演出する斬新なトレッドパターンとプレミアムイメージを醸し出すサイドウォールデザインといった様々な特長を兼ね備えているという。

主な採用技術

  • アンプリファイド・デンシティー・テクノロジー(Amplified Density Technology)
    高密度高剛性カーカスの採用で優れたフィードバックとハンドリング性能を提供。
  • アラミド・トレッドプライ(リアタイヤに採用)
    アラミドファイバー製保護プライの採用により、高速走行時の大きな遠心力によるトレッド部のせり上がりが抑制されるとともにタイヤ重量が軽減され、高い走行安定性を発揮。
  • NEWスクエアー・ビードワイヤー
    新たに採用したスクエアビードは、タイヤのフィッティング作業性の向上を図りながら、ビードエリアの剛性を高め、ハンドリング性能を向上させている。

 

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