湖南工場開所式  池田育嗣社長 挨拶全文

2012年07月26日

ゴムタイムス社

 池田育嗣社長 挨拶全文

 尊敬する周書記、政府関係者の皆様、こんにちは。私は住友ゴム工業株式会社、社長の池田でございます。
 本日はお忙しい中、住友ゴム(湖南)の開業式にご参加いただき、誠にありがとうございます。長沙市政府を始め、開発区、工場の建設に携わっていただいた方々、関係各位のご協力のもと、着工から1年半という短期間で住友ゴム(湖南)は、本日の式典を迎えることができました。これも皆様の暖かいサポートのおかげです。本当にありがとうございました。
 さて、2010年6月に、ここ湖南省長沙市に住友ゴムの中国における2番目のタイヤ工場を建設することを決めてから、早くも2年が経とうとしています。
 2年前の6月にこの土地を見に来たときには、周囲一面、水田と畑ばかりでした。昨年2月の起工式では既に造成が始まっていたとは言え、周囲は赤土が、むき出しの状態でした。
 しかしながら、この2年の聞に開発が進み、今では立派な工業団地に姿を変えており、ここ星沙産業基地の発展には目を見張るものがあります。このような場所に住友ゴムの工場を建設することが出来、大変うれしく思います。
 住友ゴム(中国)を中心とした住友ゴムの中国タイヤ事業は、発展する中国自動車産業とともに歩み、成長しております。常熟の第1工場は、皆様の暖かいサポートのおかげで、今年の4月には累計生産本数6千万本を達成し、6月には創立10周年を迎えることができました。
 ここ湖南工場では第1期プロジェクトとして乗用車用タイヤを年間5百万本生産する計画をしており、第2期プロジェクト完成後には1千万本を生産する工場に拡大する計画でございます。
 私達、住友ゴムグループは、常熟工場に、この湖南工場を加え、グループ一丸となって中国におけるタイヤ事業の更なる発展に尽力してまいります。
 今後も引き続き、湖南省、長沙市、長沙県政府の皆様のご支援、ご指導をお願いいたします。最後に、謹んで日本の住友ゴム工業株式会社を代表しまして、重ねてお礼を申し上げます。

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