横浜ゴム タイヤ二種・車いす用クッションがグッドデザイン賞を受賞

2012年10月02日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは1日、同社のタイヤおよび車いす用エアーセルクッションが2012年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
 今回受賞したのはSUV用タイヤ「GEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ)」と乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 5(アイスガード ファイブ)」、および車いす用エアーセルクッション「Medi‐Air Sky(メディエア スカイ)」。
 2006年からは7年連続の受賞となり、7年間でタイヤ、ゴルフ、介護福祉関連の9商品と次世代環境タイヤコンセプト「BluEarth(ブルーアース)」が同賞を受賞している。
 「GEOLANDAR SUV」はオンロード走行を重視した都市型クロスオーバー車や中・小型SUV用のタイヤ。今回、オンロードおよびオフロードでの性能両立や、CO2排出量の削減とともに車外通過騒音の低減など住環境に配慮した点などが高く評価され、受賞に至った。
 「iceGUARD 5」は、同じく「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」のテーマにそって開発されたスタッドレスタイヤ。今回、新開発のコンパウンドと非対称トレッドパターンにより、氷上、雪上性能はもちろん、ウェット、ドライなど通常路面での性能も確保した点や、氷上性能を犠牲にすることなく省燃費性能を高めた点などが高く評価されたとしている。
 「Medi‐Air Sky」は、空気調整が簡単で、安心して座れる車いす用エアーセルクッション。今回、体幹安定性の確保や手動ポンプによる空気量の微調整、さらに底付き防止のためのブザーなど、エアーセルを利用する利点をさらに進化させた点が高く評価されたことから受賞につながった。
 「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加している。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「G」マークの使用が認められる。

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