ニュースの焦点 東京モーターショーにゴム関連メーカーが出展

2013年11月16日

ゴムタイムス社

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 「第43回東京モーターショー2013」が11月22日から12月1日まで東京ビッグサイトで開催される。
 東海ゴム工業が単独ブースとして初出展するなど、ゴム関連メーカーも多数出展する。
 東海ゴムは独自開発したオールゴムの触覚センサ「スマートラバーセンサ」の体圧検知機能などを活用し、シートに座ったりハンドルを握ったりするだけで運転者の状態を把握できるコックピット型デモ機「SRコックピット」を紹介する。新製品開発では、放「磁気誘導発泡ウレタン」をはじめ、自動車用防振ゴムや超軽量化ラジエターホースなど出展する。初出展の意義について「以前は住友電工のブースに共同で出展していたが、独自技術などを単独ブースでデモンストレーションすることで、高い技術力を訴求したい。同時にユーザーとの懇談の場としても活用していきたい」(同社)としている。
 住友ゴム工業では、100年前に生産した「自動車タイヤ国産第一号」の展示から、世界初となる石油・石炭などの化石資源を全く使用しない「100%石油外天然資源タイヤ」の搭載技術まで、ダンロップの最先端タイヤ技術をわかりやすく紹介する。他に50%転がり抵抗低減タイヤ プロトタイプやプレミアムランフラットタイヤプロトタイプの展示もする。
 グッドイヤーブースでは、オールシーズンタイヤ「ベクターフォーシーズンズ」をメインに展示する。
 未来の自動車「ベクター号」をブースそのものとして見立て、子供から大人まで楽しくオールシーズンタイヤについて学べるようなステージや展示を実施する予定。また、前回好評だったムーンタイヤのレプリカや月面探査車の模型なども展示する。
 ブリヂストンでは「資源を大切に使う」ための取組みを紹介するコーナーでは、「非空気入りタイヤ」、原材料使用量の半減を目標とした「ハーフウェイトタイヤ技術」、「100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ」「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」などを紹介し、「CO2を減らす」ための取組みを紹介するコーナーでは、狭幅・大径サイズのタイヤ「エコピアオロジック」などを展示する。横浜ゴム、豊田合成、NOK、大野ゴム工業も出展する。

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