住友ゴム ランフラットタイヤを日産スカイラインにOE

2014年02月27日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は2月27日、2月26日に発売された日産自動車の「SKYLINE」に、ダンロップの高性能ランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX 050 DSST CTT」の納入を開始したと発表した。
 タイヤサイズは245/40RF19 94W。
 「SP SPORT MAXX 050 DSST CTT」は、スポーツセダンである「SKYLINE」の性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発され、最先端のランフラットタイヤ技術を投入した。高いスポーツ性能のみならず、一般走行での乗り心地やノイズ性能を両立している。
 同社独自技術により、サイド補強型をさらに進化させた、CTTプロファイルを採用している。インボリュート曲線を使用したタイヤ形状は、サイド補強層でランフラット性能を、丸いトレッド部で乗り心地などの一般性能を高め、更に軽量化も実現している。
 また、タイヤインサイドに凹状ディンプルを配列することで、表面に乱気流を発生させ、冷却効果を向上させた。これによりパンク状態での走行時の熱破壊を抑え、耐久性を向上した。
 ランフラットタイヤは走行中、完全なパンク状態(空気圧ゼロ)になっても、所定の速度で一定の距離を走行できるタイヤ。安全性の向上と、スペアタイヤ不要化による省資源・軽量化・車両設計の自由度向上を同時に実現する。

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