ブリヂストン　スタッドレスタイヤを新発売

　ブリヂストンは４月４日、スタッドレスタイヤ「ＢＬＩＺＺＡＫ」ブランドの新商品として、低燃費と安全性を高次元で両立する新技術「ｏｌｏｇｉｃ」を搭載した「ＢＬＩＺＺＡＫ　ＮＶ　ｏｌｏｇｉｃ」を５日より発売すると発表した。
　発売サイズは１５５／７０Ｒ１９　８４Ｑの１サイズで、価格はオープン価格。
　同製品は、タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減している。また、冬道での安全性を高めるべく、同社の独自技術「発泡ゴム」を搭載。「発泡ゴム」内の気泡と水路が、すべりの原因となる氷上の「水膜」を取り除くことで、タイヤはしっかりと氷路面に密着、氷上での高いグリップ力を確保する。
　さらに、狭幅サイズ専用に最適化した新パタン採用により、雪路や氷路のみならず、乾いた路面や濡れた路面などでも高いグリップ力を確保するなど、同製品はさまざまな冬道で安全性を追求している。
　「ｏｌｏｇｉｃ」は同社グループの２０５０年を見据えた「環境長期目標」の中で、「温室効果ガス排出削減に関するグローバル目標への貢献（ＣＯ２排出量50％以上削減）」を達成する取り組みの一つ。
　なお、「ｏｌｏｇｉｃ」はＢＭＷが開発した電気自動車「ＢＭＷ　ｉ３」の新車装着タイヤにも搭載されている。
　同社は、今後も新たな技術を開発し、製品へ適用することで、お客様により安全性を追求し、環境に配慮したタイヤを提供していくとしている。