JATMA タイヤの日の点検結果を発表

2014年04月24日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は4月23日、全国6ヶ所で4月6日~8日にかけて実施致したタイヤ点検等の結果をまとめたと発表した。
 同点検は2014年「4月8日タイヤの日」啓発活動の一環として、全国タイヤ商工協同組合連合会と共にユーザーにタイヤの日常点検・整備の重要性を幅広く訴求することを目的に実施したもの。
 今回タイヤの点検を行った車両は、乗用車系が161台、貨物系が18台の合計179台。タイヤの整備不良車両は、点検台数179台中41台(不良率は22・9%)。整備を要する車両は2割
強を示している。
 主なタイヤ整備不良の項目別内訳は、乗用車系・貨物系共に「空気圧不足」が1位(乗用車系20・5%、貨物系5・6%)となった。空気圧不足は、自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響するため、空気圧が不足していた場合には、その場で空気を補充しつつ、ドライバーに対しては、日常点検(空気圧管理)の励行を呼びかけた。
 日本自動車タイヤ協会、全国タイヤ商工協同組合連合会の2団体では、このタイヤ点検結果を踏まえ、正しい空気圧管理が安全走行やエコドライブの基本であることなどを尚一層啓発していくとしている。

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