ミシュラン 「LATITUDE Sport3」が低燃費タイヤに認定

2014年05月19日

ゴムタイムス社

 日本ミシュランタイヤは5月16日、5月末より発売開始するSUVスポーツタイヤMICHELIN LATITUDE Sport 3(ミシュラン ラティチュード スポーツ スリー)が、国内のタイヤラベリング制度において転がり抵抗性能「A」/ウェットグリップ性能「b」を達成し、全サイズが低燃費タイヤとして認定されたことを発表した。SUVタイヤカテゴリーとしての発売全サイズが低燃費タイヤとして認定されたのは業界初となる。
 発売サイズは19インチから20インチの計6サイズ、価格はオープン価格。
 今回発売する同タイヤは、2013年より実施しているミシュラン「満足保証プログラム」の対象商品となる事から、既存のSUVタイヤから履き替える際も安心して購入検討を行うことができるようになっている。
 2010年1月から、タイヤの転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を等級制度に基づき表示するラベリング(表示方法)制度がスタートした。このラベリング制度は、日本自動車タイヤ協会(JATMA)が自主基準として策定したもので、転がり抵抗係数の等級がA以上でウェットグリップ性能の等級がaからdの範囲内にあるものを「低燃費タイヤ」として定義している。ラベリング制度の詳細な仕組みについては、日本自動車タイヤ協会のホームページ( http://www.jatma.or.jp/labeling/) 参照。ラベリング制度に関する詳細なデータは、タイヤ公正取引協議会に届け出ている。
 同製品の特徴は、コンティニュアス・セントラル・リブ。ドライ路面でもウェット路面でも安定した操縦性を実現する。連続したセンターリブ形状を採用し、ドライ路面でもウェット路面でもブレーキングや発進時のトルクをしっかりと路面に伝える。
 安全性と環境性能に加えて、SUVタイヤをロングライフ化する「SUVスポーツパワーコンパウンド」。引っ張り強度の高い長寿命なエラストマーが加減速時にも破壊されず、耐摩耗性能が向上した。加えて、走る悦びだけでなく、優れた低燃費性も追求する「バリアブル・シィックネス・サイプ」が挙げられる。サイプ内にインターロッキングバンドを装備。トレッドブロックの変形を抑えることでエネルギーロスを減らし、低転がり抵抗を実現した。

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