豊田合成 独自動車用ゴム部品事業会社の資産を譲受

2014年05月21日

ゴムタイムス社

 豊田合成は5月20日、ドイツの自動車用ゴム部品事業会社Meteor Gummiwerke K. H. Baedje GmbH & Co, KG(以下メテオール社)の資産譲受に必要な手続きを4月末に完了し、ドイツに設立したToyoda Gosei Meteor GmbH(以下TGメテオール、本社=ドイツ ニーダーザクセン州ボッケネム市)を通じ、その資産を譲り受けたと発表した。
 同社は、メテオール社の資産譲受により、ダイムラー・BMW・アウディなどの欧州カーメーカーとのビジネスを拡大すると共に、固有技術・ノウハウおよびそれらを支えるリソーセスを活用することで、欧州における事業基盤の強化を図るとしている。
 なお、TGメテオールの同社連結決算への反映は、2015年3月期第1四半期からを予定している。
〈TGメテオールの概要〉
▽設立日=2014年1月17日
▽資産譲受完了日=2014年4月30日
▽拠点所在地=「本社工場」ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州ボッケネム市、「ウォルビス工場」ドイツ連邦共和国テューリンゲン州ウォルビス市
▽株主構成=豊田合成100%
▽生産品目=オートモーティブシーリング製品(ドアウェザストリップ等)
▽連結対象会社(2社)=Meteor Sealing Systems, LLC(アメリカ オハイオ州、出資比率100%)、LMI custom mixing, LLC(アメリカ オハイオ州、出資比率45%)
▽従業員数=約1300名(連結)
▽売上14年度見込み=約140百万ユーロ(約200億円)(連結)

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