ブリヂストン チリに産業資材販売会社を設立

2014年09月01日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは8月29日、同社の100%出資子会社であるブリヂストン インダストリアル プロダクツ アメリカ インク(BIP)は、チリのサンティアゴ市にコンベヤベルトなど産業資材の販売会社ブリヂストン プロダクトゥス インダストリアレス ラティノアメリカ エス ピー エー(BIPL)を設立し、10月に営業を開始すると発表した。

 BIPLはチリ共和国 サンティアゴ市に所在。代表者はアンドリュー・ミンウェゲン氏(BIP社長兼任)。資本金は25万USドル(約2,500万円)。出資比率はBIPが100%。従業員数は10月時点で4名。事業内容は産業資材(主にコンベヤベルト)の販売及び関連サービス。

 世界有数の銅鉱山地域であるチリおよびペルーでの銅の生産量は、その中長期的な需要の伸長を背景に、大きな増加が見込まれている。今回の販売会社設立により、中南米地域において、鉱石等の搬送に使用されるコンベヤベルトおよびその関連サービスをお客様により近いところで提供することが可能となる。さらに、顧客のニーズに応じて製品とメンテナンス等のサービスを組み合わせた鉱山向けソリューションの展開を図り、経済性や安全性の向上に貢献する提案を行っていく。

 同社グループは今後も市場の需要動向に迅速に対応するとともに、顧客により高品質な商品・サービスを提供していくとしている。

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