東洋ゴム プロクセスから高性能低燃費タイヤを新発売

2014年09月11日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は9月10日、ウルトラ・ハイパフォーマンス(UHP)タイヤの同社グローバル・フラッグシップブランド「プロクセス」シリーズに「プロクセス C1S スペック―a」を新たに追加し、9月12日より全国一斉発売すると発表した。

 同製品は、国内タイヤラベリング制度における、転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「a」を満たした、シリーズ初めての全サイズ低燃費タイヤとなる。発売サイズは全8サイズ、価格はオープン。

 2009年に発売されたプロクセス C1Sは、同シリーズの中でも高い静粛性と上質な乗り心地性能、高速走行時の優れた安定性を実現するプレミアム・コンフォートタイヤとして高い評価を得ている。

 今回発売する「プロクセス C1S スペック―a」は、同社の材料設計基盤技術「ナノバランステクノロジー」を駆使し、最高のウェットグリップグレード「a」を達成。プロクセス C1Sが持つ快適性は維持しつつ、濡れた路面でのブレーキング時における安心感と転がり抵抗性能グレード「A」の低燃費性能の両立を実現した。新配合のトレッドコンパウンドと「スーパーハイターンアップ構造」「スリムボディ」の構造技術採用により、転がり抵抗を従来のプロクセス C1Sに比べ15%低減、また、ウェット制動距離を同じく12%短縮している。

 同社は独自の低燃費技術を用い、今後もお客さまにとってさらに付加価値の高い製品を市場へ届けていくとしている。

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