横浜ゴム 32年連続でマカオグランプリをサポート

2014年11月11日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは、11月13日から16日にマカオ(中国)で開催される「第61回マカオグランプリ」にADVANレーシングタイヤを供給すると発表した。

 同レースへのタイヤ供給は32年連続。メインレースのF3グランプリに加え、同時開催されるFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)やGT ASIAの最終戦がヨコハマタイヤワンメイクで行われる。また、その他のサポートレースでも多くの車両が同タイヤを装着するなど、同レースにとって同タイヤは欠かせない存在となっている。

 マカオグランプリはマカオ中心地の公道で行われる世界的に有名な市街地レースで、同社は国際格式のF3マシンで競うようになった1983年からサポートを開始。サーキットとは異なり、市街地コースに合わせたタイヤ特性が求められる同グランプリを30年以上支えてきた。メインレースのF3グランプリは「F3世界一決定戦」とも呼ばれ、故アイルトン・セナ選手やミハエル・シューマッハ選手などF1のトップドライバーには同レースの上位入賞者も多い。今年は日本人ドライバー3名を含め、世界各国のF3選手権上位者28名が参戦する。

 WTCCはFIA(国際自動車連盟)が管轄する世界最高峰のツーリングカーレース。同社は2006年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務め、2015年まで10年連続のタイヤ供給が決定している。2012年からオフィシャルタイヤを供給しているGT ASIAは主にFIA GT3レギュレーションのマシンが参戦し、韓国、日本、マレーシア、中国(上海)、マカオを転戦する国際レースで、マカオグランプリではMACAU GT CUPの中でGT ASIA最終戦が組み込まれている。

 なお、同レースの解説やレース情報などはモータースポーツサイト(http://msj.advan.com/)に随時掲載される。

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