取材メモ 東洋ゴム国内工場は高付加価値のものを

2015年01月02日

ゴムタイムス社

 関西電力が再値上げの方針を打ち出した。関電管内に事業所を置く企業にとっては、影響が大きいと見られるが、東洋ゴム工業の山本卓司社長は「エネルギーがどうこうというより、国内工場の役割をどう考えるかということだ」と、それほど気にかけていない様子だ。というのも「今の為替なら、国内工場で生産するものを海外に持っていけば利益が出る。このため、エネルギー費が上がろうが、人件費が上がろうが、国内はフル生産で臨みたい」と考えているからだ。

 さらに、国内工場ではあまり小さなタイヤをつくらずに、できるだけ大口径やSUV、ライトトラック用タイヤを製造していく方針で「総生産量・総生産トン数では変わらないが、品種を高付加価値の方向に組み替えていきたい」との意向を示した。「固定費は上がっても、商品価値の高いものを国内でつくって海外に輸出できたらと思っている」というのが、山本社長の国内工場に対する考え方だ。

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