東洋ゴム　「ナノエナジー３Ａ」が新型ムーヴに採用

　東洋ゴム工業は１月26日、ダイハツ工業より発売されている、新型「ムーヴ」「ムーヴカスタム」の新車装着用タイヤとして、同社製「ナノエナジー３Ａ」が採用されたと発表した。

　タイヤサイズは、１５５／65Ｒ14　75Ｓ。

　同車シリーズは、「次世代ベストスモール」を目指して開発され、軽の本質である低燃費・低価格をベースに、新開発の軽量高剛性ボディ骨格構造や足回りの改良などにより、基本性能を大幅に向上している。

　「ナノエナジー」は、２０１２年より市場投入を開始した同社の低燃費タイヤブランド。すでに市販用タイヤでは、日本をはじめ、欧州、東南アジア、オセアニアなど、グローバルに展開しているほか、新車装着用タイヤとしても、国内外での拡大をすすめている。

　同製品は、タイヤのゴム材料開発をナノレベルで制御する同社独自の材料設計基盤技術「ナノバランステクノロジー」を駆使して開発し、同車が求める、高い基本性能と優れた環境性能を実現している。