JATMA タイヤの日の点検結果を発表 不良率33%

2015年04月24日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、4月8日に全国6ヶ所で実施したタイヤ点検等の結果をまとめたと発表した。

 同点検は2015年「4月8日タイヤの日」啓発活動の一環として、全国タイヤ商工協同組合連合会と共にユーザーにタイヤの日常点検・整備の重要性を幅広く訴求することを目的に実施したもの。

 今回タイヤの点検を行った車両は、乗用車系が153台、貨物系が12台の合計165台。

 タイヤの整備不良車両は、点検台数165台中54台(不良率は32・7%)。整備を要する車両は3割強を示している。

 主なタイヤ整備不良の項目別内訳は、乗用車系・貨物系共に「空気圧不足」が1位(乗用車系28・1%、貨物系25・0%)となっている。空気圧不足は、自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響するため、空気圧が不足していた場合には、その場で空気を補充しつつ、ドライバーに対しては、日常点検(空気圧管理)の励行を呼びかけた。

 日本自動車タイヤ協会、全国タイヤ商工協同組合連合会の2団体では、このタイヤ点検結果を踏まえ、正しい空気圧管理が安全走行やエコドライブの基本であることなどを尚一層啓発していくとしている。

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