ブリヂストン 環境報告書を発行

2015年06月02日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは5月29日、同社グループの環境活動をまとめた「ブリヂストングループ環境報告書 2015」を発行したと発表した。

 報告書では、同社グループが2050年を見据えて設定している「環境長期目標」に基づいた2014年の活動実績および今後の活動計画を紹介している。

 同社は「環境長期目標」の3つの活動「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」において、前年の環境報告書からの進捗状況を紹介している。同社では「継続的に利用可能な資源から得られ、事業として長期的に成立し、原材料調達から廃棄に至るライフサイクル全体で環境・社会面への影響が小さい原材料」をサステナブルマテリアルと位置付けており、報告書では「100%サステナブルマテリアル化」に向けて異業種企業と共同で研究開発した高機能タイヤゴム原料などを紹介している。

 報告書ではCO2排出量の実績と取水量実績の開示にあたり、開示情報の透明性、完全性、正確性を確保するため、第三者機関による保証を受けたという。

 同社グループの環境報告書は以下URLよりダウンロードできる。http://www.bridgestone.co.jp/csr/eco/environmental_report/index.html

 なお、英語版の発行は、2015年6月下旬を予定している。

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