住友ゴム 「チーム・エナセーブ未来プロジェクト」を今年も実施

2016年04月27日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は4月27日、日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チーム・エナセーブ未来プロジェクト」を今年も実施すると発表した。

 「チーム・エナセーブ」は、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用し、ダンロップとその製品を使用する顧客とが一緒になって行う環境保全活動。「チーム・エナセーブ・未来プロジェクト」「チーム・エナセーブ・グリーンプロジェクト」の二つの活動がある。

 2013年から実施しているチーム・エナセーブ・未来プロジェクトでは、国内外の身近な文化・自然を守り伝える日本ユネスコ協会連盟の「未来遺産運動」に賛同し、日本全国で失われつつある文化や自然環境を保全する取り組みを行っている。今年は5月14日に、岩手県で実施する「久保川イーハトーブ自然再生事業」を皮切りに、全国8ヵ所で活動を実施する。

 一方、チーム・エナセーブ・グリーンプロジェクトは、タイやインドネシアで顧客に代わってマングローブの苗木を植樹し、森をよみがえらせるとともに、自然災害の防止や豊かな漁場の形成などを目指す活動だ。09年に開始して以来、多くの顧客の共感を得て、累計植樹本数は110万本を超えている。