取材メモ 準会員制度への期待

2016年06月10日

ゴムタイムス社

 JATMAの会長交代記者会見で、池田育嗣新会長は4月から導入した準会員制度に関して、すでに準会員となっているミシュランと日本グッドイヤーのほかに、3社から問い合わせがあったことを明らかにした。

 正会員は日本国内でタイヤを製造していることが資格になるので、現状では国内の4社が対象となる。一方、準会員の資格は、日本国内に製造拠点を持たなくても、JATMAの目的に賛同し、理事会の求めに応じてJATMAの事業に協力するタイヤメーカー、またはその子会社ということなので、対象は基本的に海外メーカーということになる。

 準会員が増えることについて池田会長は、海外メーカーが準会員になって日本市場に関する情報を入手することにより、安全・環境の両面で一層向上していくことが期待できるのではないかと述べた。ただ、積極的に準会員を増やすかどうかについては、現時点では反響を見ている状況だと答えるに留まった。

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